【エール】62話のあらすじと感想!久志が歌を始めたきっかけが明らかに!

投稿者: | 2020年6月23日

ここでは、NHK朝ドラ「エール」第13週「スター発掘オーディション」62話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。

裕一(窪田正孝)は廿日市(古田新太)から新人歌手オーディション合格者のデビュー曲を書くように依頼されます。

音楽学校を卒業してから活躍の場を失っている久志(山崎育三郎)にオーディションに参加するよう進める裕一でしたが、久志は乗り気ではありません。

しかし、流行歌がたくさんの人の励みになることを知った久志はオーディションに参加することを決意します。

ある日、裕一は音(二階堂ふみ)から「久志さんはいつから歌が好きだったの?」と聞かれますが、裕一は知りませんでした。

久志が歌うようになったきっかけとは…?

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朝ドラ「エール」  62話のあらすじ(ネタバレ)

大正8年、福島。

これは、まだ久志(山崎育三郎)が裕一(窪田正孝)と出会っていない頃の話です。

幼い久志(山口太幹)の父と母は3年前に離婚し母は家を出て行きました。

父は別の女性と再婚していましたが、久志は母のことを忘れられず新しい家族に馴染めずにいました。

学校では学芸会に向けて「ふるさと」を藤堂(森山直太朗)の指導のもとクラスで練習します。

久志の歌が上手いことに気づいた藤堂は「君の歌、すごく良かったよ。今度の学芸会で独唱をしてみないか?」と提案しますが、逃げられてしまいます…。

家に帰り、母から送られてきた1通の手紙を読み返す久志。

久志がその手紙を読んでいると、お手伝いさんに見つかってしまい取り上げられてしまいます。

「早くおしまい下さいな。旦那様に見つかったら私の落ち度になります!」

「僕宛の手紙だろ!返して!!」

「隠すならこちらの方が安全です。奥様がおやつにはんぺんを作ってらっしゃいます。はんぺん、お好きだったでしょ?」

「好きじゃない!要らない!!」

「では、いいかげん自分でそうおっしゃいまし。」

「お母さん、何処にいるの?この町にいるんでしょ?教えてよ!!」

久志の産みの母は離婚を機に福島の実家に戻っているようでした。

母に会いたい一心で久志は歩き続けました。

母を必死に探す久志ですが、見つからず途方に暮れる久志…。

しかしその瞬間、母の姿を見かけます!!

「お母さん!!」

久志のその声は母には届かず、母は男性と赤ちゃんの元へと向かっていきます。

その様子を見て、今の母の状況を察した久志は雨の中走り出すのでした。

行くところもなく誰もいない学校で1人泣いていると、藤堂が久志がいることに気が付きます。

「佐藤。どうした?」

「何でもありません。」

びしょ濡れで帰ろうとする久志を引き留め、話を聞く藤堂。

「雨、やまないな。どうしたんだ?」

「何もなかった。何かあると思ったのに…。何もなかった。」

「そうか。」

辛そうな表情を浮かべる久志に藤堂は「ふるさと」の歌を歌います。

「佐藤も一緒に!」

戸惑いながらも藤堂に進められて「ふるさと」を歌う久志。

「やっぱり君、いい声しているよ。もう一回大きな声で歌おう!」

藤堂と歌を歌った久志は雨が上がると家へ戻ります。

すると、帰ってこない久志のことを心配していた継母が「久志ちゃん!どこ行ってたの?本当に心配したんだから!」と帰って来た久志を抱きしめます。

「あの…。まだ、はんぺんありますか?お母さん…。」

「もちろん!!」

継母を「お母さん」と呼ぶことが出来た久志に笑顔が戻ります。

そして、現在の久志が裕一と鉄男(中村蒼)にその過去を話しています。

「あの時、あんなに大きな声で歌ったのは初めてだった。ぐじゃぐじゃになった気持ちがすって消えて。歌っていいなって。藤堂先生に感謝してる。」

「久志のふるさと、聞きたいな。」

「ただじゃ嫌だな。」

「それじゃあ、おつぎしますよ!」と久志に酒を注ぐ裕一。

鉄男はおでんのはんぺんを久志に出します。

「ふるさと」を昔を思い出しながら歌う久志なのでした。

朝ドラ「エール」  62話の評価評判は?

朝ドラ「エール」  62話の感想

今日は、今まで明かされなかった裕一と出会う前の久志の過去の話でした。

久志が歌うようになったきっかけが明らかになりましたね。

裕一にとって作曲することが気持ちを明るくすることだったように、久志にとって歌うことが気持ちが落ち着かせ前向きになれることだったのでしょう。

いなくなってしまった母親への気持ちは簡単には忘れることは出来ませんが、自分に愛情を注いでくれている新しい母を受け入れることが出来て良かったです。

これも歌うことで自分の気持ちが整理できたからでした。

そして、そのことに気づかせてくれたのは藤堂先生です!

裕一、久志、鉄男はみんな藤堂先生がいなかったら音楽に出会わなかったのかと思うと藤堂先生がいかに生徒ひとりひとりと向き合ってくれていたかがわかります。

3人にとってまさに恩師ですね。

昨日は山崎育三郎さんの歌声をたくさん聞くことができましたが、今日は藤堂先生を演じる森山直太朗さんの歌声を聞くことができました!

森山直太朗さんは歌手として活躍していますから、「ふるさと」をゆっくり歌う歌声がとても美しかったです。

明日は音のミュージックティーチャーであった御手洗先生が上京し、久志と火花を散らすようです。

スター御手洗とプリンス久志の対面がどうなるのか楽しみで仕方ありません!

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