【エール】65話のあらすじと感想!研究生としてコロンブスに入る久志

投稿者: | 2020年6月26日

ここでは、NHK朝ドラ「エール」第13週「スター発掘オーディション!」65話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。

オーディションの一次選考を突破した久志(山崎育三郎)と御手洗(古川雄大)。

それぞれが最終選考に向けて準備をし、とうとうその日がやって来ます。

裕一(窪田正孝)らが見守る中、実力派の面々がオーディションに挑み久志と御手洗も実力を出し切ります。

そして、合格者発表の日がやって来ました。

裕一と音(二階堂ふみ)は待ちきれずに新聞の配達を外で待ち、配達された新聞を開くと…。

果たして合格者は誰なのでしょうか?

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朝ドラ「エール」  65話のあらすじ(ネタバレ)

コロンブスレコードのオーディション結果発表の日がやって来ます。

裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)が新聞を開くとそこには「合格は18歳寅田熊次郎!」とありました。

裕一が出勤の時間になり、裕一と音(二階堂ふみ)は久志(山崎育三郎)と御手洗(古川雄大)の姿を探しますがどこにも見当たりません。

「まあ、相当ショック受けてたからなぁ。」

「まさか、変な気起こしてないよね…。」

「え?変な気って何?」

「コロンブスに乗り込むとか…。」

「まさか!」

「そうだよね。まさかねぇ。」

ふたりで笑いますが、久志と御手洗ならやりかねないと思った裕一は、急いでコロンブスレコードに向かいます。

すると、やはり2人は杉山(加弥乃)にオーディションの結果に納得がいかないと詰め寄っていました。

そこへ、オーディションの合格者である寅田熊次郎(坪根悠仁)がやって来て久志と御手洗に話しかけます。

「ねえ。負け犬がキャンキャンと。見苦しいんだよ。特にあんた、本当に受かると思ってたの?自分の姿鏡で見て見なよ。」

御手洗のことをバカにする発言をする熊次郎に久志が黙っていません。

「君。誰に向かって口きいてんだ?言っとくが、彼の実力は君の数百倍、いや、数千倍はある。人の痛みが理解できない奴に歌を歌う資格があるのか?みんな自分の可能性に懸けて必死に努力してきたんだ!ちょっと顔がいいからって偉そうに…。」

そこまで言うと久志は熊次郎に頭突きをされ、鼻血を出して倒れ込んでしまいます。

「お疲れっした~。」と去って行く熊次郎。

久志が倒れ込んでいると廿日市(古田新太)に声を掛けられる久志。

「おい、君。ちょっと残って!研究生として、契約してやっから。デモ用の仮歌歌ったり、新人のカバン持ちしたり。上手く行けばデビューも出来る。」

久志は返事を保留して傷の手当てをしにバンブーへ向かいます。

研究生の話は断るという久志に御手洗が声を掛けます。

「ダメよ。断っちゃダメ。こんな機会めったにないのよ。お金を頂きながら歌の勉強が出来るなんて。」

「あんな奴の荷物持ち何てしたくない。」

「あなたならすぐに追い越せるわ!あなたは選ばれたの。選ばれた以上、輝かなきゃ。」

御手洗の言葉に心が動いた久志。

「あんたに勝てて良かったよ。正直、危ないと思った。」

「ありがとう。」

「必ずデビューするから。」

「約束よ!プリンス久志。」

御手洗の目には涙が溢れていました。

がっちりと握手をする二人。

その後、久志たちは一文無しの御手洗のために夜の街に歌を歌いに出かけます。

そして御手洗はミュージックティーチャーに戻るべく豊橋へと帰って行ったのでした。

オーディションが一段落し、熊次郎のデビュー曲を書き始める裕一。

そこへ、部屋に入ってきた音がみんなの歌への情熱に触れて、子育てがもう少し落ち着いたらまた歌を始めたいと話します。

もちろん大賛成する裕一に音は大喜び。

その後、廿日市はコロンブスレコードの社員に熊次郎と久志を紹介します。

紹介が終わると、これからについて話しをする廿日市と熊次郎。

その近くで、久志は2人の会話を聞いていました。

「君のデビュー曲だけど、今古山君が書いてるから。」

「古山?誰ですか?」

「古山裕一だよ。船頭可愛いやの。」

「いや、知らないけど。別に誰でもいいですよ。有名な人なら。」

「それじゃあ、次会う時までに、うちの作家の名前と曲名全部覚えておいて。」

「そんな必要ないでしょ。」

新人とは思えない大きな態度を取る熊次郎に廿日市は掴みかかります。

「お前さ、あんまりなめてっと痛い目にあうぞ。俺はお前を1ミリも認めちゃいない。上が気に入ったのはお前の歌より看板だ。売れなかったら即契約解除。覚えておけ!」

廿日市の迫力に逃げるように帰って行く熊次郎。

そこへ久志がやって来て廿日市にお礼を言います。

「研究生の件、廿日市さんが上に掛け合ってくれたそうで。ありがとうございました。」

「あのガキだけじゃもたないと思っただけだよ。一番歌の上手いやつはテイコクに取られるし。やってらんねえよ。」

廿日市は真っ白のスーツに身を包んだ久志を見て「もうスター気取りか?」と言います。

「必ずそうなりますから。」

そう決意を言って帰って行く久志なのでした。

その頃、裕一は熊次郎のデビュー曲を書き上げて食事をしていました。

そこへ突然久志が訪ねて来ます。

「裕一、いるか?今度の新曲は?」

「これだけど。けっこういいのが出来たんだよ。」

出来上がったばかりの新曲の譜面を裕一が久志に渡すと「ダメだ。こんなの!」と言います。

「すごくいい曲じゃない!」と言う音。

「だからダメなんだ!この曲は俺がもらう。」

「返して!ダメだよ。明日納品なんだよ!」

そんな会話をしている頃、1人の青年(岡部大)が古山家に近づいてきます。

「すみません!こちら、古山先生のお宅でしょうか?」

玄関先に出た裕一を見ると青年は「古山先生でいらっしゃいますか?」と尋ねます。

「そうですけど…。」

「僕を、弟子にしてもらえないでしょうか?」

そう言って深々と頭を下げる青年の言葉に驚くばかりの裕一なのでした。

朝ドラ「エール」  65話の評価評判は?

朝ドラ「エール」  65話の感想

オーディションの結果は寅田熊次郎の合格でした。

純粋に実力だけで選ばれたのなら納得もいくのですが、「帝都ラジオ」の御曹司ということで選ばれた気がして納得いきません。

たしかに顔は良いのかもしれませんが、傲慢で社会人としての常識もありませんでした。

久志と御手洗が納得出来ないのもわかります!

廿日市は、いつもは適当で本当にみる目があるのか疑問でしたが、久志の実力を認めてくれ研究生としてコロンブスに入れてくれた所は良い仕事をしてくれたと思います。

そして、偉そうな態度をとる熊次郎にプレッシャーをかけたシーンにはスッキリです!

今週のスター御手洗とプリンス久志の勝負は見ごたえがありましたし、ふたりともお互いを認めているからこそ火花を散らしていました。

研究生として採用された久志にチャンスをつかみとってデビューして欲しいと背中を押す御手洗の優しい気持ちが伝わってきました。

ラストは裕一に弟子入りを希望する若者がやってきました!

気になる展開ですが新型コロナウイルスの影響で「エール」はここで一時中断となり、来週からは1話からの再放送となります。

1話から見直して裕一と音のこれまでを振り返り、放送再開を楽しみに待ちたいと思います。