美女と野獣のベルが性格悪い?わがままの理由を考察

投稿者: | 2020年4月22日

1991年に公開され(日本では1992年)、今もなお世界中で愛されるディズニーの不朽の名作「美女と野獣」

アニメ映画史上初となるアカデミー作品賞にノミネートされた本作は、その人気の高さからミュージカルや実写映画化もされ、物語に登場する野獣やヒロインのベルはディズニー作品のキャラクターの中でも知名度や人気が高いことでも有名です。

そんな愛されるディズニー作品の一つの「美女と野獣」ですが、ディズニープリンセスでもあるヒロインのベルについて調べてみると、「美女と野獣 ベル 性格悪い」というワードが出てきます。

歴代プリンセスの中でも人気の高いベルに、なぜそのような声が上がっているのか彼女の性格を考察してご紹介します。
 
 

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ベルが性格悪い?わがままの理由

上から目線の言動

ベルが上から目線のように受け取られる箇所は劇中にいくつかあるのですが、物語冒頭のベルや、街の人々が日常の朝を歌って表現しているシーンがあります。

その「朝の風景」という歌の歌詞の内容の中に

いつもと同じパン屋さんが

パンを売りにくる

毎朝同じ顔ぶれだから

みんなおなじみ

おはよう ベル

という部分があるのですが、普段の明るい日常の様子を歌で表現しているように理解できる内容です。

しかし、受け取り方次第では「毎日いつも同じことの繰り返しで飽き飽きする」と捉えることもできます。

そして、街一番のイケメンで町娘からも人気のあるガストンからの求婚に対しても、彼を毛嫌いしているベルは拒否をするわけですが、その後「ベルのひとりごと」という歌に乗せて

ミセスガストン

考えられない

ガストン婦人

ご冗談を

ぜったい嫌よ

死んでも彼と結婚できない

と感情を表現しています。

確かに物語が進むとガストンの傲慢な態度や、彼のひどい性格は分かってきますが、冒頭の段階ではその粗暴な一面は一部しか出ていなかったので、このようにイケメンの妻になることを死んでも嫌だという彼女の言動も、上から目線と受け取られる理由です。

他にも彼女の上から目線な言動と受け取られるシーンがあります。

彼女の父モーリスが、森で狼の群れの襲撃に遭い、野獣の城に逃げ延びて、偶然立ち寄ることになります。

そこで、城の庭に咲いていたバラを盗もうとしたために野獣の怒りを買い、幽閉されてしまう場面です。

モーリスが乗っていた馬だけが街に戻ってきたことで、父に何かあったのだと心配になったベルは城まで向かい、父の代わりに自分が身代わりとして囚われの身になるのです。

ここまでは父親想いの素敵な娘だと思いますが、問題はその後の言動にありました。

城の使用人たちの勧めもあり、渋々食事に誘った野獣に対して「勝手にとじこめておいて、一緒に食事をしたいって言うの?正気じゃないわ」と言い放ったのです。

ずっと一緒に過ごしてきた尊敬する父親と離れ離れになり、心が不安定になっていた背景はありますが、父親が盗みを働いた罪で囚われることになった立場を考えると、上から目線でわがままな性格であるとも受け取られる言動ですね。

身勝手な気の強さ

ベルは城にかけられた呪いを解く鍵となる存在だったのもあり、囚われの身でありながら、城の使用人たちから破格の待遇を受けます。

自分の部屋も用意され、ご馳走もいただくという最高のおもてなしをされたベルですが、自由に城で過ごしていたために行ってはいけないと場所へ行き、野獣に「出ていけ」と怒られてしまいます。

野獣が激しく怒鳴りつけたのもありますが、彼女はそのまま城を飛び出して出ていってしまうのです。

約束を破ったベルが囚われの身でありながら、勝手に城を飛び出すという身勝手ぶりがここで分かると思います。

父に何かあったと単身城に向かうほどの気の強さと行動力があるベルなので、機会があれば城から抜け出す気でいたことには違いなく、自然な行動とも言えますが、破格の待遇でもてなしを受けていた囚われの身という立場を考えると身勝手な行動と捉えるのも理解できます。

その後、城を飛び出した彼女は、狼の襲撃に遭いピンチになったところを野獣に助けられます。

この場面は二人が距離を縮める機会となったわけですが、ベルを助けたことで負傷してしまった野獣とのやりとりの場面でも彼女の身勝手な様子が伺えます。

「お前が逃げ出さなきゃこうはならなかった」という野獣に対して「あなたが脅かすから逃げたのよ」

「部屋に入ったからだ」ということに対しても「あなたが怒るのがいけないんでしょ」と、ああ言えばこう言う状態で決して謝ろうとしません。

事の発端は、入ってはいけない場所へ入ってしまったベルで、さらにはそのことが原因で野獣に怪我までさせてしまっているわけですから、この決して謝らない強気な姿勢も身勝手な理由として理解できますね。

しかし、このシーンの対話は、ベルが負傷した野獣を城まで連れ戻り、ケガの介抱をしながらのやり取りではあるので助けてもらった感謝は行動で示しています。

野獣の城を危険に晒す軽率な行動

狼の件で野獣を負傷させてしまったベルですが、さらには、野獣の城そのものを危険に晒してしまう行動をしてしまいます。

城の生活で野獣と心を通わせていった彼女は、やはり一人にしている父モーリスのことが心配で気がかりです。

そこで野獣は父親想いのベルを、父のもとへ向かわせる優しさを見せます。

城から解放された彼女は父が野獣がいるという妄言を語っていて変人扱いされているために、病院送りにされそうになっている状況の中、それを阻止するために野獣が映っている鏡を街の人々に見せてしまいます。

このことがきっかけで物語はクライマックスへと突き進んでいくわけですが、このことが原因でベルと野獣の関係に嫉妬しているガストンは人々を焚きつけて野獣退治へと向かうことになるのです。

父を救うためとはいえ、野獣だけでなく、城の使用人たちが大勢いる城ごと危険に晒した軽率な行動が、性格が悪いと言われている理由の一つでした。

まとめ

今回は、ベルの性格が悪いと言われている理由の考察をしました。

原因をまとめてみると、

・上から目線な言動

・身勝手な気の強さ

・軽率な行動

という点が考えられました。

しかし、彼女が本当に性格が悪かったら、物語の本筋である野獣の内面を見ていなかったのではないでしょうか?

上から目線の言動も、自分というものをしっかり持っていて周囲に流されず、意志の強さの裏返しと捉えることもできます。

身勝手な気の強さという部分も、彼女の好奇心旺盛な性格がもたらした結果と捉えることもできますよね。

野獣に対して物怖じせず、毅然とした態度でいられるベルだからこそ野獣と結ばれることができたのではないでしょうか?

そして、物語の終始にわたって彼女の行動力は発揮されています。

父が幽閉され帰れなくなったときも、すぐに探しに行動を起こしていますし、軽率な行動で城に災難が降りかかってしまいますが、それも父が病院送りにされ、離れ離れになることを防ぐための行動です。

母親を幼くして亡くし、父と二人三脚で生きてきた彼女の境遇を考えれば理解できますよね。

ガストンと街の人々が城へ襲撃に向かった際も、それを止めて野獣や城の人々を助けるために行動を起こしています。

軽率な行動も、彼女のこの行動力の裏返しであったと捉えても自然だと思います。

良い所も悪い所も含めて魅力的な人物像で描かれたベルだからこそ、「美女と野獣」は歴史に残るラブストーリーになったのでしょうか?

 

皆さんには「美女と野獣」のベルはどのように映って見えますか?

彼女の性格に注目して鑑賞してみるのも良いかもしれませんね。

ここまでご覧くださりありがとうございました。
 
 

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