と言う方に向けて、今回は青のオーケストラ7巻あらすじと感想を徹底考察していきます。
ネタバレも含みますので、まだ一度も読んだことない方はU-NEXTの31日間無料体験から読んでみてください。
青のオーケストラ7巻あらすじを紹介
今回は、青のオーケストラを全巻読んで復習していこうと思います。
ちなみに、千葉県の幕張総合高校シンフォニックオーケストラ部がモデルらしいね。
青のオーケストラ7巻内容まとめ
- 3年生が引退
- 新チームがスタート
- 噛み合わない2年生
- 滝本かよの覚悟
個人的には滝本かよの葛藤が印象的でした。
早速、41話から復習するで〜。
青のオーケストラ7巻を徹底考察【ネタバレ含む】
41話「新世界より第4楽章」
ついに、新世界より第4楽章が演奏される。
弦楽器の低音が唸り、管楽器が迎えるその瞬間、熱と轟音を生む。
立石部長は演奏しながら鮎川先生に叱咤激励された日々を回想する。
羽鳥もまた同じだった。
原田さんに「自分に甘いよね。嫌がる人がいるの知ってるなら変われよ。」と言われ「次期コンマスになるんだろ?」と愛のある喝を入れられたことを。
そして、いよいよクライマックス。
全て乗り越え、やりきった演奏会が感動と共に幕を閉じる。
42話「ほころび」
演奏会から2日後。
つかの間の休日に青野はおつかいに出かけると、ハルと出会う。
「演奏会でちょっとだけ自信がついた」というハルの表情は明るかった。
一方、青野はコンマスになる羽鳥のことを心配していた。
演奏会後に、原田さんから「羽鳥のことを支えてあげてね」と。
その含みのある言い方が気になっていた青野。
2ヶ月後のコンクールに向けて、気合いを入れる青野、ハル、秋音。
これまで海幕オケ部は8年連続最優秀賞を受賞しており、プレッシャーを感じていたのだ。
43話「嫌い」
そして、部活の日々が始まる。
しかし、弦楽器の部員は朝練の参加率が低い。
そこに2年のパーカッションパートリーダーの佐久間が嫌味を言いにくる。
「みんな羽鳥がコンマスってことが気に入らないから来ないんでしょ?」
その言葉に場の空気がピリつくが、羽鳥本人はいつも通り気丈に振る舞う。
佐久間は「僕はコンクールを連覇したいだけ」と言い、練習に戻る。
新体制の初日は最悪の出だしだった。
青野も佐久間から面と向かって「お前のこと嫌い」と言われ動揺を隠せない。
そんな青野に佐伯は「人間って不安があると集中力低下するらしいよ。だったらいっそ、言いたいこと言って喧嘩すればいいんだよ。」と持論を展開する。
昼休み、佐久間と遭遇する青野。
佐久間は「朝はごめんね。代弁したんだよ。散々サボってたやつが急にリーダー面してムカつくよね?」と。
それに対し反論する青野。
しかし、佐久間は「青野くんて、やっぱコンマス狙っちゃってる感じ?」と嘲笑する。
それに対し、怒りを抑えきれない青野はその場を立ち去る。
44話「波紋」
夏休みが終わって1週間。
2年のかよと姫子はギクシャクした様子。
そんな中、パートリーダーの緊急会議が行われる。
かよはパートリーダーなのに朝練に参加してないらしい。
朝練はそもそも自主参加だというトランペットの東金梨香と佐久間の意見が対立する。
部長の筒井もハッキリしない性格でまとまらない。
「日向さんみたいになっちゃうよ。もういない人間のことなんてどうだっていいけど。」と言う佐久間に対し、かよは「うるさい」とキレる。
かよにとっては大事な存在やったんやろうな〜
もともと2ndのパートリーダーになるはずだった先輩がいたらしい。
経験者で上手だったが突然辞めたそう。
その穴を埋めるために、かよは2ndに異動したのではないかと推測する青野たちだった。
そんな中、朝練に参加しないかよに不満を爆発させる2ndの部員たち。
かよはボソッと「べつになりたくてなったわけじゃないし」と吐き捨てて部室を出る。
45話「仮面」
場面はかよの回想シーンに。
2ndのパートリーダーを決める際に、福留は「私やっぱりできない」と言っていたのだ。
パートリーダーは上手な人がやるべきという福留に対し、なにか言いそびれていたかよだった。
どうやら、かよは厳しい母親と喧嘩してる様子。
かよは足取りが重いなか、部室に向かう。
そこで、姫子と福留と3人で話しをすることに。
姫子は「もう、パートリーダー辞める?」とかよに提案する。
かよの心の声は泣き叫びたい気持ちなのに、表面では綺麗に取り繕っている。
かよは「大丈夫だから」と常に自分に言い聞かせてきた。
部活も受験もコンクールもお母さんともみんなとも。
しかし、心は限界まできていた。
ホームで一人涙するかよのもとに偶然あらわれたのは青野だった。
46話「中途半端」
青野は涙を流すかよの後ろの席に座り声をかける。
「自分だったら正直放っておいてほしいし、声もかけて欲しくないんですけど、心配なので次の電車がくるまでってことで…」という。
恋に発展しそうな雰囲気あるぞ。
かよは、お母さんと二人暮らしで頑張ってる青野の境遇と自分を照らしあわせていた。
「青野くん、お父さんのこと嫌い?」
突然の話に戸惑う青野だったが、二人はお茶をすることに。
かよは「しょせん部活って思ってるの」と打ち明ける。
しょせん〇〇と思えば思うほど、全部がちっぽけに見えてきて、いつのまにか身体に力が入らなくなったと。
かよが気にしていた日向とは元オケ部だった。
家の事情で辞めることになったのだが、辞めたあとに部員から「今辞めるとかあり得ない」と陰口を叩かれてるのを知って、今までの日向の頑張りが無かったことにされた気がしてムカついたと同時に、そんな結果になるなら一生懸命やる意味あるの?と思ってしまったと。
その話を聞いた青野は自分もそう思った時があったと。
しかし「滝本先輩は苦しくても、それでもどうにかしようってもがいてるじゃないですか。しょせんって言いながら頑張ってるじゃないですか」と。
少し気が晴れたかよだったが、母親から不在着信が大量に届いていて現実に戻される。
急いで帰ろうとするかよに別れ際、青野はこう告げる。
「俺は父親が嫌いです。」
でも、好きだった部分もあるし、もっと言いたい事を言っておけば良かったと後悔してると。
その言葉を聞いて、かよも母親に言いたいことを言う決心がついた様子だった。
47話「ケジメ」
「このままじゃ連覇なんて到底無理だ、全員がもっと危機感を持て。」
そう叱咤激励する鮎川先生。
かよは吹っ切れた様子で部活に精を出していた。
一方、姫子は浮かない顔。
なにやら、かよから話を聞いて泣いていた様子。
一体なにがあったのか?
その頃、鮎川先生は帰宅途中に原田さんと遭遇し車に乗せる。
コンクールは前途多難だという鮎川先生は「この時期になると2年生は受験を意識せざるを得ない」と。
受験と部活の両立が大変になる時期で進路に悩むと。
かよは鮎川先生に「コンクールまでは部活に専念する」と伝えたとのことだった。
姫子の浮かない顔は、かよを追い詰めてしまったのではないかという自責の念にかられていたから。
しかし、かよは「私自身が決めたの」とキッパリとと伝える。
コンクールまで残りわずか。
迷いを断ち切り、全力で頑張ることを決意したかよの表情は明るかった。
青のオーケストラ7巻の感想
青のオーケストラ7巻では、新チームのスタートから滝本かよの葛藤が描かれてました。
3年生の引退は胸がアツくなる内容でしたが、それ以上に新チームは波乱のスタートでしたね。
個人的には、佐久間の心理描写ももっと気になるところ。
なぜ、あんなに周りに対して悪意のある言い方をするのか?その背景には何があるのか?
佐久間の人間性を知れたら、より一層深みが増しそうですね。
あと外せないのは滝本かよの葛藤です。
部活と受験の両立に加えて親からのプレッシャーなど、共感する人も多いのではないでしょうか?
特に、溜めてたものが全て溢れだし、駅のホームで思わず涙するシーンの心理描写は圧巻でした。
また、最後のページで著者の阿久井さんが「学生をしてると、どうしても家と学校の2つの世界に捉われがちですが、滝本さんはその先を見据えて動き出せたのかなと思います。」というあとがきが素敵でした。
次の8巻が待ち遠しいです。
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