【エール】57話のあらすじと感想!光子と梅との再会を果たす安隆

投稿者: | 2020年6月16日

ここでは、NHK朝ドラ「エール」第12週「アナザーストーリー~父帰る・後編」57話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。

音(二階堂ふみ)の元に亡くなったはずの父・安隆(光石研)が現れます!

安隆はあの世でくじが当たり、地上に1泊2日だけ戻れることになったのです。

音は始めこそ驚きますが、安隆が帰って来たことを喜び、一緒に大好きだったお団子を食べます。

幸せそうな音と裕一(窪田正孝)の姿を見て安心する安隆。

そして夜になり帰る時間がやって来ます。

「音、歌手になる夢を諦めるなよ。」

そう言って安隆は去って行くのでした。

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朝ドラ「エール」  57話のあらすじ(ネタバレ)

あの世から1泊2日帰れることになった安隆(光石研)は音(二階堂ふみ)に会い、次は豊橋の光子(薬師丸ひろ子)と梅(森七菜)の元へ向かいます。

ふたりが朝食を食べている所を覗いてみると、なぜか険悪なムードで入りにくくなってしまう安隆…。

そして安隆は久しぶりに作業場へ向かいます。

出勤してきた岩城(吉原光夫)が作業場に入って来ると、安隆の姿は見えなくても気配を感じたのか大きな棒を持って安隆を追ってきます!

「姿は見えんはずだが…。すごいな、こいつ!」と呟く安隆。

急いで作業場を出た時、安隆は光子に出くわします!

安隆の姿を見つけ「ええええええ!!!」と叫ぶ光子。

その声を聞きつけて岩城がすぐに駆け付けます。

「ご無事ですか?」

「そこ…。そこに…。」

棒を振り回す岩城。

安隆は光子にそっと「中で話そう。」と言って2人は家の中に入って行きます。

家の中に入ると、自分の遺影を眺める安隆。

「いい写真にしてくれたな~。」

「そんなことじゃないでしょ!何がどうなってるの?」

「くじで地上への旅が当たったんだわ。」

光子は安隆とたわいもない話をしていると、安隆が本物であることを実感します。

「あなただわ。間違いない。」

「いざとなったら、何を話していいのか分からんな。」

「踊る?」

光子がそう提案すると2人は久しぶりに踊りを踊るのでした。

それから光子は安隆に梅のことを相談します。

昔、梅が文学を教えてあげていた唯一の友達である「結ちゃん」が小説コンクールの新人賞を受賞し、その後も小説家として活躍していると言います。

梅はその事実を最近手紙で知り、ショックを受けていたのです。

「その手紙には、感謝の気持ちとか編集者の人を紹介してくれるとか書いてあったんだけど…。」

「それは良かったじゃないか!持つべきものは友だねぇ。」

「幸せな人ね。同い年の文学を教えてあげてた子が日本一の新人賞を取ったのよ?どう思う?」

「嬉しいだろ?」

「私、安隆さんのそういうところが好き。最近は梅、ろくに話もせんし。もう、お手上げ。」

「俺、話してみるよ。」

そして梅が学校から帰ってきます。

安隆は梅の前にそんな風に現れようかとおどおどしていると、部屋に入ってきた梅に早速見つかってしまいます。

「うらめしや~。」

「お父さん。お父さんでしょ。」

「怖くないのか?」

「怖くないよ。幽霊なんて文学ではありふれてるよ。」

そう言って、ちっとも動じない梅。

「結ちゃんの受賞作、読んだか?」

「すごかった。素晴らしかった。ただ…。ううん。何でもない。」

「梅、自分の弱さを見せたくないんか?お父さんはあの世の人だ。明日にはいなくなる。お父さんに素直な気持ちを教えてくれんか?」

「悔しい…。」

「負けを認めるのは大切なことだ。負けを受け入れるから、人は成長したり違うことに挑戦できるんだ。」

「お父さんは、そんな経験ある?」

「岩城だ。あいつには勝てんから俺は経営に専念した。ずっとうちに仕事があるのはあいつのおかげだ。」

「そんなにすごいんだ。岩城さん、お母さんのこと好きだよ。再婚するって言ったら、辛い?」

「俺は嬉しい。2人とも好きだから。」

梅と安隆はお互いに笑い合います。

「お父さん。いいな。」

安隆のまっすぐな気持ちを聞いて笑顔を見せる梅。

「私、すべてを斜めから見すぎとった。これからはまっすぐ見てみる。自分の小説もまっすぐ表現してみる。」

「梅、ごめんな。頑張り!」

梅は安隆に抱き着き「お父さん、あったかい。」と父のぬくもりを感じるのでした。

安隆が帰らなければならない時間が近づいてきます。

安隆は光子に別れを告げます。

「仕事も、子供も大変だっただろうな。ありがとう。もっと、お前たちと居たいけど、みんなそれぞれが幸せを見つけとって安心した。じゃあな。」

そう言って安隆は光子の元から去ります。

光子は安隆との別れが寂しく涙が流れてきます。

「また、あの世で。」

岩城が作業場で仕事をしているとテーブルの上にある1枚の紙を見つけます。

そこには「再婚を許す。」と書いてありました。

姿が見えなくても、安隆が近くにいると確信した岩城はその紙に急いで何かを書きます。

「おれは安隆さんといるおかみさんが好きなんです。」

そう書かれた紙を確認するとあの世へ戻っていく安隆なのでした。

朝ドラ「エール」  57話の評価評判は?

朝ドラ「エール」  57話の感想

今日は安隆があの世から帰って来るお話の後編です!

昨日の音に続き、光子と梅に会いに行きましたね。

久しぶりの光子と梅の登場に、安隆同様嬉しくなりました。

安隆は本当に嫉妬や妬みを知らない真っ直ぐな性格です。

普通の人間なら素直に喜べないことも、すべて前向きにとらえられる素晴らしい人間性を持っていることに感心しました。

そんな安隆の真っ直ぐな言葉に梅のこじれた気持ちもほぐれていきましたね。

梅にもこれからその気持ちを忘れずに素晴らしい小説を書いて欲しいです。

今日は薬師丸ひろ子さんの演技が素晴らしかったです!

安隆とのつかの間の時間が過ぎて、またお別れしなければならない寂しさが画面を通して伝わって来ました。

涙が止まらないところも良かったです。

そして、岩城!

安隆のことを見ることが出来ないはずなのに、気配で感じとっている所はさすが職人です!

それだけ安隆と家族のような存在だったということなのかもしれません。

最後の「再婚を許す」という書き置きに対して、その答えを書き記すところも岩城らしくて良かったです。

そして、「俺は安隆さんというおかみさんが好きなんです。」という答えも岩城らしかったですね。

明日は喫茶バンブーの保と恵夫妻の馴れ初めが描かれます。

どんな物語なのか明日が楽しみです!

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